日誌

スーパーオンリーワン事業

温室・ハウスの防寒対策

11月中旬から朝夕の冷え込みが例年以上に強まり,
イチゴ苗の休眠対策として,温室・ハウス内の内張りを行っています。
また,夜間は暖房をつけ,施設内の最低気温が7℃以下にならないようにしています。
また,日の出前の2時間は,炭酸ガス発生装置を稼働させ,光合成の促進を図っています。

冬イチゴ着果しています。

12月に入り,一気に気温も下がってきましたが,
温室・ハウスの中は春を感じさせてくれます。
冬イチゴは一気に開花し,受粉作業も大変です。
現在は,たくさんの実がつき,大きく成長している真っ最中です。
夜間は,緑色LEDを照射し,休眠防止と病害虫防除の試験研究を行っています。
月末の収穫に向けて,急ピッチで成長を続けている今日この頃です。

香川大学農学部生徒研修

11月29日に野菜専攻3年生が香川大学農学部で研修を受けました。
大学では,2名の先生の研究室を訪問し,イチゴに関する講義
および研究の紹介,施設見学,分析実習などを行いました。
大変勉強になりました。

冬イチゴ開花しました。

10月下旬からイチゴの温室では,徐々に花芽が見られるようになりました。
日中は,25℃になることもありますが,夜間は10度以下まで冷え込んでいます。
11月に入り一気に花芽の成長が見られ,待望の開花が始まりました。
まだほとんどの苗は,つぼみ状態ですが,今後次々と開花が始まると思います。
一方で,夏秋イチゴは10月から収穫が本格化し,現在はイチゴワイン用の原料として冷凍保存されています。

冬イチゴも夏秋イチゴも今後の成長が楽しみです。

冬イチゴの定植

10月に入り,いよいよ冬イチゴの定植の時期になりました。
今年は,温室では高設栽培が可能となり,作業も楽になりました。
品種は,高設で「紅ほっぺ」,ハウスでは土耕で「さちのか」を栽培します。
「紅ほっぺ」は約600株,「さちのか」は約400株です。
夏秋イチゴ苗も約200株あり,農場ではイチゴの苗であふれています。
冬イチゴの収穫は12月末から始まる予定です。
今後,生育状況を報告しますので,お楽しみに。