日誌

2017年12月の記事一覧

冬イチゴが色付き始めました。

夜間の冷え込みか強く,生育が遅れていたイチゴ苗ですが,
高設で栽培している「紅ほっぺ」では,ようやく色付き始めました。
今年は,摘花を徹底しているので大果のイチゴが期待できそうです。
一方,土耕で栽培している「さちのか」では着果が進んでいます。
収穫予定は「紅ほっぺ」で月末に,「さちのか」は1月中旬以降を見込んでいます。
お楽しみに。

夏秋イチゴの収穫,継続中!

10月から本格的に収穫が始まっている夏秋イチゴは,12月のこの時期でもまだまだ現役です。
今年は,秋の日照不足の影響で,三好地域の冬イチゴの収穫が遅れています。
これからクリスマスにかけてイチゴのの需要がピークになります。
冬イチゴの不足により,夏秋イチゴがクリスマスケーキにのるかもしれません。

温室・ハウスの防寒対策

11月中旬から朝夕の冷え込みが例年以上に強まり,
イチゴ苗の休眠対策として,温室・ハウス内の内張りを行っています。
また,夜間は暖房をつけ,施設内の最低気温が7℃以下にならないようにしています。
また,日の出前の2時間は,炭酸ガス発生装置を稼働させ,光合成の促進を図っています。

冬イチゴ着果しています。

12月に入り,一気に気温も下がってきましたが,
温室・ハウスの中は春を感じさせてくれます。
冬イチゴは一気に開花し,受粉作業も大変です。
現在は,たくさんの実がつき,大きく成長している真っ最中です。
夜間は,緑色LEDを照射し,休眠防止と病害虫防除の試験研究を行っています。
月末の収穫に向けて,急ピッチで成長を続けている今日この頃です。

香川大学農学部生徒研修

11月29日に野菜専攻3年生が香川大学農学部で研修を受けました。
大学では,2名の先生の研究室を訪問し,イチゴに関する講義
および研究の紹介,施設見学,分析実習などを行いました。
大変勉強になりました。