日誌

冬イチゴの防寒対策

11月に入り,イチゴハウスと温室の朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
そこで,ハウス温室内の防寒対策とイチゴ苗の休眠対策を行いました。
食農科学科野菜専攻2年生が,まずはハウス・温室の内張りを設置しました。
出入り口や窓等を塞ぐことによって,室内の保温効果が期待できます。

次に,日中の二酸化炭素不足を補う炭酸ガス発生装置を設置しました。
これは,保温のため室内を閉め切ることによって二酸化炭素不足が生じ,
光合成能力が低下することを補う目的があります。

また,緑色LEDを設置しました。緑色LEDはイチゴ苗の休眠防止に効果があり,さらにうどんこ病等の病気を防ぐことができます。 LEDは日没後の1時間と深夜に1時間点灯させます。

最後に温風暖房機を設定と点検を行いました。夜間,10℃以下になると稼働するように設定しました。開花も一斉に始まり,12月からの収穫に向けて大切に育てていきます。