日誌

ふるさと協働事業

冬イチゴ栽培の準備

敷地農場のイチゴビニールハウスで,
食農科学科2年生野菜専攻班が,冬イチゴの定植準備を行いました。
高設ベッドに培土を追加し,養液用のチューブを設置しました。
その後,白黒マルチをベッド上に敷いていきました。
最後に苗を植え付ける場所をマークし,カッターで植え穴を開けていきました。
冬イチゴの定植は,来週から始まります。
これから定植までに養液の準備やイチゴの苗の管理などを行っていきます。

「箸蔵とことん」かき氷販売実習

食農科学科野菜専攻班が製造した「三好校イチゴシロップ」「三好校スイカシロップ」を使用したかき氷が,地域交流拠点「箸蔵とことん」で販売されています。
そこで,野菜専攻班2年生が実習の一環としてかき氷の販売を行いました。
氷にシロップをかけたり,商品を受け渡すなどの業務を行いました。
たくさんのかき氷を販売できました。
1杯200円ですので一度ご賞味ください。

また,同じく三好校で製造したブルーベリーシロップは,ジェラートして販売されています。 こちらもおいしいですので,お試し下さい。

ふるさと協働による高校教育の質の向上・充実化事業

令和2年度・3年度の2年間,徳島県から事業の指定を受けることができました。今後,活動報告を随時行っていきます。
本事業の目的とねらいは下記のとおりとなります。

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 三好地区の夏秋イチゴ栽培は東みよし町水の丸地区を中心に標高1000m前後の気候を利用し,全国で初めて栽培した西日本一の産地である。夏秋期のイチゴは,ほぼ輸入に頼っており,品質の高い国産イチゴの要望は強く,水の丸夏秋イチゴは全国的に高い評価を得ている。ところが,近年,栽培農家が減少し,後継者不足が深刻となり,県外からの若手移住者に引き継いでいるのが現状である。ほ場標高が高く,アクセスが悪いのも衰退を加速させている原因の一つである。さらには地球温暖化の影響で夏の気温が上がり,これまでの標高地域での栽培に支障が出始めている。このままでは,西日本一の夏秋イチゴの産地が失われてしまう可能性がある。
 そこで,低標高ほ場や猛暑でも安心して夏秋イチゴ生産ができる栽培技術を研究し,従来の促成栽培と組み合わせた「イチゴの周年栽培」を目指す。また,夏秋イチゴを使用した新商品の開発など「イチゴの町みよし」を県内外にアピールし,地域活性化に貢献することを目的として本事業を行う。
 これらの取組を通して,食の安全への関心の高まりや,食料自給率の低下,農業従事者の高齢化などを背景に,野菜栽培でも注目される技術の導入を図り,大学・企業・地域産業などの教育資源を活用したキャリア教育の推進,専門教育の深化につなげていく。加えて,本事業の取組を全国に発信することを前提に,生徒の情報発信技術・コミュニケーション能力・課題解決能力を向上させ,地域活性化と地方創生を図る能力と態度を育てる。
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 食農科学科野菜専攻班が中心となって本事業を推進していきます。